バイオリンの調弦について
バイオリンを始めてみてまず戸惑ったのが「調弦」です。
クラシックギターを始めたての時は、ラの音を音叉で合わせて、それを基準に隣の弦の同じラが出るフレットを抑えて同じ音を合わせるという方法でした。
例えば5弦開放弦のラを合わせて、6弦の5フレット(同じラの音が出る位置)を抑えて5弦に合わせるといった形です。
しかし、バイオリンにはフレットがありません。
なのでこの方法は取れないんですね。。
では、どうやって調弦しているかというと、バイオリンの弦4本はそれぞれ5度ずつ並んでいて、A線(ラ)を合わせた後に隣のD線を5度のハーモニーを聞いて合わせます。
このハーモニーを聞くっていうのが難しく感じますよね?
僕も実際最初は、なんだ音感がないとできないんじゃんって思いました。先生によってはこれを序盤は教えずに先生が調弦してくれることもあります。
ですが、これって完全に慣れで小さいころから音感を鍛えてないととか関係ないです。
僕の場合は最初はハーモニーが分からず、とりあえず自分がここだ!って思ったところでやってみてチューナーで答え合わせ。あっている音程とハーモニーを感じることを心がけました。
それを繰り返しているうちにいつの間にかできるようになってました。
意外とできるもんだなと思ったことを今でも覚えています。